transpalent_ 42*42.png

マカルー・バルン

MAKALU - BARUN

地球で5番目の高さを誇る山「マカルー(8,485m)」。

その山名が冠せられた地域です。巨峰マカルーの足下には、数百mクラスの大岩壁群が囲むバレーがあり、トレッキングでも訪れることができます。巨大岩峰がひしめくアメリカ・ヨセミテ渓谷を彷彿とさせることから、ここを「ヒマラヤのヨセミテ」と称することもあります。

ネパール随一の広い面積を誇る『マカルーバルン国立公園』の奥地にはレッサーパンダや雪豹などの希少動物が生息しています。

東はカンチェンジュンガ地域(ネパール最東部)・西はソルクンブー地域(エベレストで有名)に挟まれ、チベット高原深部に水源地帯をもつアルンコーラが流れています。その水の恩恵を受けながら農業を営むライ族、シェルパ族、その他山地民族の居住集落がたくさんあり、網の目のような生活道で繋がっています。

カンチェンジュンガなど諸地域と同じく平均的して簡素な宿泊施設が多いので、その分心温まるシンプルなもてなし、ふれあい時間がより濃く味わえます。マカルーを中心とした観光開発は比較的スローペースで進んでいます。

首都カトマンズから地域の出発地点までは、飛行機・ローカルバス・チャーター四駆車などを使って1〜2日ほど(気象条件などにより変動)でアクセスが可能です。

DSCN1508.jpgDSCN1656.jpgDSCN2422.jpgDSCN2407.jpgDSCN1948.jpgDSCN2043.jpgDSCN1728.jpg

シプトン・パス

標高4,100mの峠、シプトン・パス。

この峠を外国人で初めて見出し、越えていった人物、エリック・シプトン。20世紀中盤、エベレスト遠征や探検登山で有名だったイギリス人登山家です。現地名も存在しますが、ガイドやトレッカーの間ではこの「シプトン・パス」の呼び名がポピュラーです。

峠の上には大小2個の美しい高山湖があり、両方とも聖地です。展望に優れ、晴れればマカルー、チャムランなど近隣の高峰は間近に迫り、東方に目を向けると約90km先にカンチェンジュンガやジャヌーをも確認することができます。

現地名は「トゥトゥ・ラ」で、信心深いシェルパや地元の仏教徒たちは湖畔の祈祷場でお祈りを捧げています。

歩き始めのヌン村から片道4〜5日で美しい湖のある峠に至れます。

DSCN2108_resized.jpg

ライ族

標高2,000m以下の斜面を耕してトウモロコシや稲、その他の穀物を栽培して暮らし、地域を流れるアルン・コーラに沿って居住しているこの辺りの中心的山地民族です

BC3世紀からAD1〜3世紀にネパールを支配した伝説のキラート族をルーツとします。民族の起源伝承では、ライ族の始祖がアルン・コーラ、ドゥド・コシという、2本の川沿いそれぞれの土地に住みついて行った時のストーリーが謳われています。水が不足した南の平野部から住まい探しの旅を続けてきた「カンブハン」と「メワハン」兄弟が、これらの地域に分かれて落ち着いたと語られています。

伝統的にインドやイギリス軍へ「グルカ兵」を輩出していて男性は勇猛、実直で忍耐力があり、女性は明るさ、威勢のよさが特筆されます。

DSCN2238_resized.jpg

バルンコーラの聖地群

マカルーの麓、バルンコーラ上流部「ヒマラヤのヨセミテ」とも呼ばれる地域は、見上げるような大岩壁がいくつも見られる一帯です。

人々は巨大で近寄りがたい天然の造形物を神そのものと崇め、遠方から巡礼し、ひたたっている聖水を持ち帰ります。ここにはヒンズー教最高神シヴァ、妃神パールヴァティ、ガネーシャなどが宿っていると考えられているのです。

また、鋭いピークを持った禁断の聖山や伝説を秘めた地名などもあります。地元の方の伝承に耳を傾けると、チベット国境近くのミステリアスな雰囲気を色濃く感じ取る事ができます。

聖地において宗教はゆるやかに交じり合い、ヒンズー教も仏教徒も互いを排斥することなどなく共存しています。皆、圧倒的な造形物に畏敬の念を抱いてしまうのは同じだからでしょうか。

DSCN1773_resized.jpg

ツダム

どこからも遠く隔たった秘境の村ツダム。その昔チベットからやって来て住み着いた人達の集落です。

盆地の底の平らな場所に、辛うじて作り出されたような村落です。
ここに宿というものは無く、訪問するにはキャンプするしかありません。また、牧畜やヤクの毛による絨毯織りで生きてきたツダムの住人はチベット語系の言語を話し、ネパール語がほとんど通じません。

二十数軒ほどのそこそこ大きな木造住居が集落の全てです。村の前のせせらぎには水を飲むヤクの群れが見られます。
ツダムに通じる3本の道全てが生活道ではあるもの、道は薄いため、案内が欲しくなるほどに迷いやすくなっています。彼らはむしろ北側のチベットとの交易で生活を成り立たせ、ネパール側の村落とはほぼ隔絶した状態となっているかのようです。
この地こそ、ネパール東部における最辺境のコミュニティーであると言えるでしょう。

DSC04261_resized.jpg

280*40.png

■ エリア紹介

カンチェンジュンガ
マカルー・バルン
ソル・クンブー
上記以外にも個性的なエリアがまだまだあり、今後紹介していきます。

■ パーミッション関係

国立公園入園料、トレッキング許可申請料、高峰登山のロイヤリティなどの解説。

■ 交通手段

国内線飛行機、ローカルバス、ジープ車両など、アクセスの解説。

■ ヒマラヤ山名鑑

ヒマラヤの山を一座ずつ紹介。

280*40.png

■ ネパールとは

■ 観光ビザと入国手順

ネパールに入国するため必要なビザ。入手方法と入国の流れ。

>> 説明

■ 旅の費用

サービス料金の解説。お金について。

■ 旅の適期とヒマラヤの天気

モンスーン気候、雨季と乾季。おさらいしよう。

>> 説明

■ トレッキングスタイル

予算、希望、こだわりで決める。

■ 旅の道具、山装備

ヒマラヤでの旅、町で必要になるアイテム。

>> 説明