旅のアイテム


👇記事のおわりに装備リストの一例の表を掲げてあります。参考にしてください。

■ 服装と靴

衣服はタウン用、山用と、2通りに区分して持って行きます。
ここでいう「タウン」とは、ネパールに到着してから旅に出発するまでと旅を終えて帰国するまでの首都カトマンズのこと。
「山」とは、トレッキング・登山などを行っている場のことを指します。

街をぶらつく時は気楽になれたりファッション性を優先させたりするもの。その一方、山などへ出かける時は、何を行なうのか、現地の天気、気温、虫に刺されやすい場所かそうでないか、雨が降りそうかどうか、雪の有る無し、などなど想像して不快な思いは最小限で済ませられるように細かく気を遣い服装をします。山での服はサバイバルのための道具の一部ですから。

カトマンズでの街歩きってどんな感じ?
ヒマラヤなど山岳地帯や丘が無数につらなる丘陵地帯。そこではどんな服装をしてたら快適なのか?

◯ カトマンズ観光、ショッピング時の衣服で気に留めておくこと

生肌の露出はほどほどに。
ネパールでは、女性はおおむねサリーのようなドレスかチベット文化の民族衣装、男性は地方によっては民族衣装で、街に近づくほどモダンでカジュアルな服装をしています。平均的に肌の露出多めは、するのもされるのも好まないため、半袖Tシャツ・ハーフパンツぐらいに留めておいたほうが無難です。欧米人はけっこう露出していますが、彼らは体感気温が異なり、私達よりも暖かめに感じているという事もあるでしょう。

快適なカトマンズ、朝夕の冷えこみは注意。
標高1400m弱の盆地に位置するカトマンズは、1日の気温差が比較的大きめ。居心地のよい春、秋でも1日の中での温度差は最大20℃開きます。この点に注目し、特に外出時の服装を考えましょう。冷え込み対策として、軽量でたためば嵩張らない中綿入りのジャケットやベストを持っておくと便利です。首肩周りはネックウォーマーやマフラー、ショールなどで。

👇記事のおわりにあるカトマンズの気温表を参考にしてください。

マスク利用で埃避け。
カトマンズの道路沿いは、走る車のタイヤに捲き上げられた砂・排気ガスなどにより正直いって埃っぽい。
気管が弱い方はマスク必携です。カトマンズ市民もよく使っているため街頭でよく売られています。でも日本で買えるものの方が密閉性が高いでしょう。

運動靴がオールマイティー。
市街地や繁華街でも道路のわきに突然の段差や穴ぼこが現れたりと、歩行者にとって設定が高めなカトマンズ。
何と言ってもサンダルが気楽ですが、初めての方は特に足元注意!障害物などによる足へのダメージや転倒防止策としては、スニーカーなどの運動靴を履くのが望ましいといえます。

◯ トレッキング時の衣服で気に留めておくこと
(登山用衣類は専門的になるので、ここでは割愛します。山によっても変わるので、詳細はお問い合わせください。)

高度と時間帯と体調のよしあしで切り替え。
旅する地域の高度に注目してください。もっとも高い所では標高5000m以上の場合もありますが、そのトレッキングの起点は標高1000m以下かも知れません。日中は日差しを浴びて半袖Tシャツ1枚で快適だった場合でも、太陽が山の端に隠れたとたん体熱が奪われるほど冷え込みが厳しくなることも。
ロッジやテントで寛ぐ時間で消耗した身体をいたわるために、暖かいダウンジャケット・ダウンパンツ、毛足長めのソックス(休憩/就寝用)を用意しておくといいでしょう。
そして体調によっても変化する体感気温と実際の外気温を比べ、休憩時などにマメに衣服調整を図るように心がけます。

防水透湿性のレインウェア。
雨、風、雪などから体温を奪われにくくするために、雨具は必ず持参して下さい。
現代の登山用衣料はすぐれた利点をいくつも備えています。防水透湿(外部からの水の侵入を防ぎ、内側の蒸気は外へ逃がす)性能、動きやすい立体的なシルエット、袖・フード周りなどの開口部の密閉性、そのほか。お洒落なデザインもたくさんあります。
ネパールは雨季と乾季の違いが明瞭。10月中旬から4月中旬までは日本では考えられないほど晴天率が高いため、トレッキング中に雨のためにレインウェアを出すことは無いかもしれません。でも風避け用、より温もりが欲しい時には重宝します。ウィンドブレーカーは雨では使えませんが、レインウェアは雨も風も凌げるのです。
ポンチョのようなワンピースものではなく、上半身=ジャケット、下半身=パンツと2ピースで揃えておくといいでしょう。

マスクとして口も覆えるタイプのネックウォーマー『バフ(Buff)』を。
ヒマラヤ地方の山中では、マスクが欲しくなることがあります。
強い風で舞い上がる細かい砂埃を吸い込み続け、咳が止まらない気管支炎に悩まされる事があります。エベレスト街道ではこの症状を『クンブーカフ』と呼びます。症状にかからない為には、そのような場所では鼻、口を覆って歩きます。バフは伸縮性のある薄い生地でできたシンプルなネックウォーマーです。日本よりもカトマンズの登山用品店で探したほうが柄など種類が多い位、ネパールのアウトドアシーンにおいてポピュラーなアイテム。ひねって裏返して帽子にも変わるし、変幻自在。比較的安価なので1枚持っておきたいマストアイテムでしょう。

履きなれた運動靴で歩く。
トレッキングする道は日本の山道と同じぐらい凸凹しているか、場所によってはさらに変化に富んでいます。
でも地元住民にとっては生活道です。彼らはサンダルで平然と歩き、まれに裸足で山道を歩く人も見られますが、足が弱い私達はそんな訳にはいきません。傷口からばい菌が入って膿んでしまうこともあります。
ネパールの山道を歩く前に日本でのハイキング・登山で履き慣らしをし、相性を調べた上で履物を選択するといいでしょう。必ずしも頑丈な登山用ブーツである必要はありません。スニーカー、ハイカットのトレッキングシューズぐらいで歩けると快適です。

サンダルも持っていく。
ロッジやテントでは、靴に包まれていた足を開放して。CROCKSの様な軽量サンダルを持って行き、それに履き替えます。こうするとトレイルを歩くための靴だって一時休息できます。
CROCKSはサンダルから足が脱げにくくするためのバンドが付いてますが、以下の様な利点もあります。
まれにある渡渉(河を歩いて渡ること)地点で、サンダル履き状態で水流に入った際に、足からサンダルが剥がされにくくなります。

■トレッキングポール(登山用の杖)。

登山専用の杖トレッキングポールを活用すると、脚の筋肉疲労の緩和に効果大です。
日本の登山道に比べ、起伏も高低差も大きめなネパールの山道。かなり勾配が急な部分もまれに現れます。しかも毎日トレッキングが続くため、その日の疲れをなるべく翌日に持ち越さないような工夫が大切です。
軽くて丈夫なトレッキングポールを使うと、上り坂において傾斜が緩くなったかのような感触さえ味わうことも。また、渡渉(川に入って渡ること)の場合にもバランス保持に役立ちます。
1本にするか2本にするかは好みで。重さが気にならなければ、2本携行し状況によって使用本数を切り替えるのもいいでしょう。

■ バックパック(背負い袋)と小物袋

服装の項同様に、タウンと山を区別して荷物をはこぶ入れ物を用意します。
カトマンズ観光・ショッピングでは軽量のデイパックか肩がけバッグが気楽でいいでしょう。旅に出掛けている間、カトマンズに置いておきたい荷物量が少なら、そのデイパック類に入れてもらい私達のオフィスで大切に保管させて頂くことになります。
山の荷物は背負って運ぶのがもっとも楽。両手はできるだけ塞がないように。山ではバックパックの活用上手になりましょう。

バックパックについて。
登山用のものが種類豊富に出ていますので、その中から用途・好みに合わせてお選びください。
トレッキング中に喉が乾いたらラクに水が飲めるように、両サイドに水ボトルが差し込める深めポケットが装備されているモデルがよく使われています。
パック容量の選択で迷ってしまった場合、タイトなモデルよりはすこし大きめを選ぶと荷物出し入れ時に煩わしくないでしょう。
これから買う場合、比較的タフなつくりをしたものを選んだほうが長持ちします。ネパールヒマラヤの山旅では、ギザギザな岩石とこする事が多く、民泊時もパックを土間に置きます。
かなり気を遣っても日本より酷使するのは間違いありません。そこで神経も余裕もすり減らすよりは、丈夫なバックパックで気楽に。

小物袋について。
バックパックの中身は自分のニーズに合わせ、整理します。
旅の最中に出し入れする機会が多めなのは、衣類です。ふれ合いの多い旅なら、ネパール語会話の本なども。
旅の道具を使用頻度/カテゴリーなどで分類して、小袋などを利用してバックパックに収納するといいでしょう。
防水性の小袋を使えば、水しぶきがかかる程度なら内部のアイテムを濡れから守ります。
小物袋は色・サイズ・メーカー・中身が見える見えない、など変化をつけると、見分けやすさがアップします。でも数を増やしすぎてかえって使いにくくなることもあるので、分けかたが細かくなり過ぎないよう注意が必要です。

■ 水筒と保温水筒

暑い時と寒い時それぞれで、飲み物の温度を変えてみましょう。
1日に飲む水の量はどのくらいでしょうか。これは個人差があります。運動中には摂取すべき水分が多めになるため、最低でも合計1リットルは持ち歩けるだけの水筒を。
冷たい水用にはペットボトルでも充分です。軽量かつコスト安です。愛着感はあまり…ですが。
お湯は冷めてしまわないように保温水筒に入れます。宿などでもらうお湯はたいがい熱湯で入れてもらいますが、飲みやすくするのに口を開けてさますか、水でうめたりします。チソパニ(冷水)、タトパニ(お湯)どちらも持っていると体温管理に役立って本当に便利です。

■ 寝袋(シュラフ)とマットレス

カトマンズを後にして山里へ入った時から、寝袋とマットレスで寝ることが多くなります。
ロッジのベッドにはマットレスが敷いてあり、掛け布団のほうは用意されていたりいなかったりという感じ。
テント泊の場合はもちろん寝袋、マットレスが必要。
自前のものを日本から持っていってもいいですが、私達の会社のものをレンタルすることもできます。初めての寝袋泊まりでキャンプするのがネパールヒマラヤになるなら、慌てて新規購入せずともまずはレンタルで感じをみるのもいいかも知れません。
寝具はご自分のもので、という場合は寝袋のスペック(何℃〜何℃が使用気温となるのか)を確認の上、スペック違いで暑すぎたり寒すぎたりならないように気をつけましょう。行き先が決まっていたら、寝袋のスペックが合致するかどうかをメールでお問い合わせください。

シュラフ_resized.jpg

医療品

普段と大幅に異なる文化圏に入っていく事になるので、慎重を期していても怪我や病気などピンチに陥る可能性が高まります。この様な時でも着実に対処したいものです。
日本での山歩きでも備えておくべきメディカルアイテムに、腹を下した時用の胃腸薬なども加えます。

すり傷、切り傷、刺し傷用に。
消毒液、ばんそうこう、滅菌ガーゼ、抗菌塗り薬、傷口を覆う防水性のパッド、包帯。

疲れきったり、捻挫した脚に。
冷感シップ薬、テーピングテープ。

衛生上、怪しげな水を飲まなければいけない時用に。
浄水剤、または浄水フィルター付きボトル。

腹を下した時、胃腸のトラブル用に。
胃腸薬、正露丸。

風邪を引きかけている時用に。
総合感冒薬、葛根湯。

その他。
日焼け止め、目薬など。

ガイドはひと通りの医療品を持ち歩いていますが、上記の薬や個人的に必要な薬はいつでも使えるように持っておくといいでしょう。

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カトマンズの気温(1〜6月)

1 月 2 月  3月  4月  5月 6 月
最高(℃)  19 20  25   28 30   30
最低(℃)  2  3  7  10  14  19
  晴天率が高い シャクナゲが咲く時期 モンスーン(雨季)


カトマンズの気温(7〜12月)

 7月 8 月  9月  10月 11 月  12月
最高(℃) 30  29   27  25   23  20
最低(℃)  21  20  19  15  7 2 
  モンスーン(雨季)   晴天率が高い


装備リストの一例
★身体に着けるもの★ ★一般的アイテム★
   
レインウェアの上下 -15℃まで対応可能な寝袋
ダウンジャケット、高標高ではダウンパンツも マットレス
ダウンベスト 40リットルのバックパック
フリース等のパイルジャケット トレッキングポール 2本
薄手のソックス 2足 ヘッドライトと予備のバッテリー
トレッキングソックス 2足 日焼け止め
暖かめのトレッキングソックス 2足(就寝時用としても併用) リップクリーム
アンダーウェア上半身 2着 タオル
アンダーウェア下半身 1着 ロールペーパー
トレッキングパンツ 1着 カメラと予備のバッテリー
ポケットのある長袖シャツ 1着 0.5リットルの水ボトル
乾きやすいTシャツ 2着 1リットルの保温水筒
トレッキングシューズか登山靴 小物袋 整理に必要な枚数
サンダル 本/日記/ペン/携帯電話
キャップ(つばのある帽子) リペアキット
暖かいニット帽 ポーターにお任せ用トートバッグ
バフ 医薬品
ニットのグローブ  
100%UVカットのサングラス ★こちらはオプションで★
  川や温泉等で水浴びする時の水着類

USB用モバイルバッテリー

ソーラーチャージングシステム